皆様お帰りなさいませ。現在Youtubeで【ゲーム実況】デラシネの屋根裏
にて、ゲーム実況動画を配信しているデラシネと申します。
実況動画を交えてゲームBGMの良さ、音楽の良さを知って貰おうと
配信を続けております。
そんな人間が実際「CDを売る、貸す」側に回ったお話を
実体験を交えてこれから「CDショップ店員になりたい!」とか
「CDショップ店員ってそうだったのか」と何かしらの足しになれば
と思い綴らせて頂きます。
あくまで個人の体験を踏まえて、そして主観等も交えておりますので
予めご了承ください。また、長くなるので前半と後半で分けさせていただき
身バレは絶対に避けたいので名前は伏せてあります。
それでは、宜しければご覧ください。
結局は接客業でございます。
まずはこれにつきます。
デラシネ青年がバイトで合格したのはとあるレンタルショップでした。
(パッと思い浮かんだレンタルショップがあると思いますが其処では無いと思います)
今ではレンタル業界自体風前の灯火…いや、もうあのろうそく点いてるの…?
位、超小規模状態ですが、デラシネがバイトを始めた
2000年代はまだ何とか継続できる状態でした。
「よぉーし!大好きなアーティストのPOP気合い入れて作るぞー!」
なんて事は最初は無理です。
レジカウンターにぽいっと投げ込まれCDやビデオのお会計に回されます。
でも、これは致し方がありません。誰もが通る道だと思います。
もしかしたら、好きなアーティストが来週アルバム出すけど
そのアーティストが好きなスタッフがいない場合書かせて貰う可能性はありますが…。
しかし、おかげさまでこの「接客」を通して
人間って本当に様々なんだなあ…。と沢山勉強出来ました。
もし、この記事を偶然見かけて「接客」のお仕事をされた事が無い方は
現在の状況では難しいとは思いますが、一度経験しておくと
色々と学ぶことが多いかと思います。
人間って理不尽な人達が多数居る事が居ます。
しかし、その理不尽な方との接客に置いて
「こう言われるとこういう思いをするんだ。」
と言う経験に繋がり、自然と自身が客の立場になった場合
こうすれば接客する側も気持ちいいだろう。と
自然に考えられるようになります。
そして、接客する側も勿論同じ人間です。
心地良く接客できる方には「頑張ろう!」と意欲が沸いて来ます。
どうせ仕事をするなら使用する側もされる側もwin-winが一番ですよね。
何時か接客を通して、学んだ何かも発信出来ればと思っております。
初めてのPOP書きに挑戦!そして意外な結末?
「何時か自分の好きなCDをPOPに書いて、回転率(レンタル利用率)あげてやる!」
そんな思いを日々募らせながらも働く日々。
その間にも接客以外に、レンタル業とあってか当然の事ながら
お客様がレンタルし返却された商品を元に戻す作業も発生します。
そんな中で
「このアーティスト俺好きなのにこの人これも聴いてるんだぁ。じゃあ、俺も好きになるかもなぁ」
と、色々と音楽の情報を手に入れて行きました。
当時はネットはあっても情報量は現在よりも遥かに少ない時代でした。
また、パソコンなんてメチャクチャ高いお値段でした。
そんな中で得られる情報は雑誌がメインで
自身は少ないバイト代から買った
ROCKIN’ON JAPANやBURRN! を良く休憩時間中に読んでました。
そんな折に店長が「レンタルショップ店員おススメのCD一枚決めて回転率1位を決めようぜ」
的な企画を立案してくれました。
ついに初めてPOPを書かせていただく機会が到来したのです。
当時はパソコンは普及してなかったので、CDケースサイズの無地色の紙を渡され
好きに書いて良い、との事。
当時、自身はヘヴィメタルが大好きでレンタル、ジャケ買いをしては
色々と探していた時期でした。
其処で選んだのがとある速弾きギタリストが居るメタルバンドでした。
自身は当時とにかく「ギターの速弾き」が大好きでその存在を
初めて知った時の驚きをそのままにPOPに反映させ
POPとしては大変お粗末な物が出来上がりました。
結果は当然、下から数えたらすぐ出て来る順位の回転率でした。
POPの書き方は今となっては書籍からネットから情報は何でもほぼ無料で手に入る時代。
当時、調べ方も書き方も分からない、しかも初めて書いた人間のPOPの回転率なんてそんな物です。
更には、当時職場では、バイト仲間の輪に馴染めず
蚊帳の外扱いされた自身だったので
それらをいじられる始末にまで及びました。
振り返ると良く、いじめられる立場に居るなぁ…。
そして月日は流れ、ある程度頼りにされるような立場になった時
新入の後輩にそんな話をしたところ
「あ、俺それ借りましたよ!良かったっすよ!」
と、言ってくれたのです。その時は「ああ、そうなの?ありがと。」
と、流してしまいましたが、思い返せば心の底ではこうなってたのかもしれません。
「こういう気持ちもっと増やしてぇ……。」
見切り発車でさよなら。最後は此処からさよならしちゃえ。
「店長俺、辞めますわ」
青年デラシネ突然のレンタル屋辞める宣言。
理由は「やっぱり正社員にならんとまずい」と言う気持ちからだと
今思えばありました。
先行きも決まらずレンタル屋から辞めて
しばらくはニート生活が続いておりました。
1年から1年半くらいだったかと思います。
「音楽を仕事にする!なんちゃらかんちゃら~!」
的な本を買って2,3ページ読んだ気になってポイッ。
そんな日々を送っておりました。
毎日、切羽詰まってるんだけれど、どうにもならない。
そんな日々が続いておりました。
その間、とある飲食のバイトもしましたが
朝5時起きに耐えられず三日で辞めちゃいました。
そしていよいよ、人から言わせれば「おっさん」と呼ばれてもおかしくない
そんな年になって慌てて履歴書をとある大手CDショップ店に履歴書を送りました。
結果返答無し。
終わったわ…。もう俺の人生音楽と関わる事が出来ないのかなぁ…。と
今度は別のちょっと離れた場所の別の大手CDショップバイトへ応募します。
「これでダメならさよならしちゃえ。此処から近い名所もあるしな。」
と、言う気持ちで送った所、何とか面接へ。そして合格へと至るのでした。
夢叶ったじゃん。でも、地獄の門叩いちゃったじゃん。
以前にもブログに綴らせていただいた事があります。
デラシネには「声優になりたい」と言う夢がありました。
当然なれなかったのですが
高校時代の友達にある時こんな事を言われたのです。
「デラシネちゃん、夢叶えたじゃん。凄いじゃん。」
…あれ?
俺、夢叶えたっけ??
自分はすっかり忘れていたようでしたがその友達が覚えてたのです。
自身が「ある大手のCDショップ屋の店員になりたい」と言ってたのを。
気づいたらバイトでしたがその夢は叶って居たのです。
そして、いざ仕事に入ると接客は元々やっていたから問題も無く
また、そのCDショップは本当に良く利用していたので
ポイントカードの使い方、押し方も全部知っていたので問題なし。
「あれ?レジで教える事無いね…。何か合ったら呼んでね。」
と、バイト初日からレジ一人にほったらかしにされる状態に。
そしてそこからは失敗も勿論しましたが、周りの先輩方のサポートによって
次第にデラシネは新しい音楽の事を吸収しながらも仕事をこなすようになります。
そんなある時先輩からこんな質問が。
「デラシネさん、此処の小さなコーナーの展開思いつかなくて…」と。
なるほど、と思い、自身は10代の頃からヴィジュアル系が大好きだったので
「じゃあ、ヴィジュアル系の昔と今、的なコーナーはどうっすか?選別俺出来ますよ」
と、お伝えした所採用されました。
その企画案が良かったのか次にその先輩から
「デラシネさんにこのコーナー区画あげるんで何でも良いんで創ってください」と。
ほいきた、とばかりに今となっては大物アーティストが
ちょっと知れ渡った…かな?程度の時期だったのでそのアーティストを特集する事に。
自身は当時そのアーティストのようなキラキラな音が好きで其処にプラスアルファで
ダンス系のCD何かも置いたりして展開を広げました。
それが店長や周りから売れた売れないは別として褒められる事に
大変嬉しい思いをした覚えがあります。
そんな日々を1年か1年半か、それ位過ごした時期にとある話が舞い込みました。
「近場の別店舗で契約社員が足りない」と。
すかさずデラシネは声上げました。「俺行きたいっす!」と。
これがまさか地獄の門を叩く行為とは思いもしませんでした。
前半戦。最後に。
と、此処までつらつらと綴ってみましたが、前半戦はほぼレンタル屋のお話でしたね。
レンタル屋でのバイトは他にもエピソードは沢山あります。
宝くじ〇〇円以上当たって人生アーリーリタイアしたお客様から気に入られて
ビデオテープ10本渡されたり(速攻壊しました。理由は言えませんマジで。)
朝の時間帯、男性スタッフが自身しかいなかった為
セクシー女優と会うはめになったり、何故かメイド服サンプル貰ったり
小指の無いおじいさまに大層可愛がられて
「何か合ったら俺に良いな。」と余計怖い思いをしたり
心臓が悪い常連のお客様が店舗で何度も倒れられ
救急車何回呼んだ事とか。
レンタル期間1か月以上経過しているお客様から何故か怒られたり。
(何度も着信履歴残してるし、散々留守電残してるのに)
と、レンタル屋さんになるとこんな感じな事があるよ、と
体験談として綴らせていただきました。
勿論、「ならない方が良い」とは言いません。
其処から得られる物はあるかと思います。
「ああ、そういう経験あるのね。なるほどね。」
位のお気持ちで自身でレンタル屋のバイトや社員を目指す方への
足しになれば幸いでございます。
取り留めの無い文章とは思いますが
ご覧いただいた方への何かの足しになれば幸いでございます。
それでは皆様気を付けていってらっしゃいませ。次のお帰りお待ちしております。
【ゲーム実況】デラシネの屋根裏
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