音楽から音流、果ては消費されるだけの時代?

ゲーム音楽

皆様お帰りなさいませ。現在Youtube上で【ゲーム実況】デラシネの屋根裏にて
ゲーム実況動画をあげている「デラシネ」と申します。
今回はゲーム音楽並びに音楽の事など
自身の経験や体験も交えて色々と綴れたらと思います。
また、アーティスト名は全て敬称略させていただき、尚且つ「良し悪し」を
定義づけている訳ではございませんので予めご了承ください。

あくまで個人的な感想や思いですし、まだまだ自身も勉強不足な部分もございます。
「それは違うんじゃないか?!」と思われる方もいらっしゃると思いますが
Youtubeのチャンネル登録者もいない記事も書くのも余り上手じゃない
体力ゲージの少ない相手に全力で真空波動拳打ち込む行為なので
出来ればダンの挑発伝説位の優しさで「ああ、そうなのね。余裕っち♪」な気持ちで
ご覧いただければ幸いでございます。
それでは、宜しければご覧ください。

ゲーム音楽がゲーム音流の時代?

皆様ご存じ「スーパーマリオブラザーズ」のBGMを今頭で流してください。
すぐ流れましたよね?世界中でも大人気でシリーズ累計5億本以上売れている大人気作品です。
ゲームをした事の無い方ですら、流すことが可能かと思います。

それでは、「メタルギアソリッド」のメインBGMを今頭の中に流してください。
「メインってどれやねん?!」ってなった方も居ると思いますし、下手したら
同じコナミの作品でbeatmania YebisuMIXが流れてしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。
このREMIXも滅茶苦茶カッコよかったですよね。
beat maniaについても何時か記事に出来たらと思います。

さて、サントラを購入してる方は分かると思いますが「TAPPY」氏によって作られた
「メタルギア ソリッド オリジナル・ゲーム・サウンドトラック」の一曲目
「METAL GEAR SOLID MAIN THEME」にあたります。
メタルギアシリーズも世界で5千万本も売れた大人気シリーズです。

では更につい最近の作品。世界でも6万百本以上売り上げた「Ghost of Tsushima」
メインBGMではなくをどれでもいいのでゲームで流れたBGMを頭に流してください。
流れますでしょうか?
ゲームをプレイ済の方でも、もしかしたら難しいかもしれません。
デラシネはサントラを購入しこちらも大好きな作品なので
「冥人の道 Feat. Clare Uchimaさん」が流れて来ます。

この一連の流れ。どうでしょうか?
時代が先に行くに連れて、ゲーム音楽そのものが「流」れていってる気がしませんか?
デラシネはなるべく、プレイしたゲームサントラを買うようにしております。
皆様にゲーム音楽の魅力を伝える人間が、製作した方に還元せんでどうする!
と、勝手に思ってるだけなので皆様にこうしなさい、だから俺偉い。
って言う事では決してありません。ただ、盤が好きな変なヤツなんです。

で、話を戻しまして…。
時代が進み、音の幅も広がり色んな表現がゲーム音楽で出来る中で
何故か、印象に残るゲーム音楽が共有する事が難しくなっているような気がします。
(音楽が主体としている音ゲー、リズムゲームは別として)

使える音が広がった。それはとても良い事だと思いますが
反面、耳に残るフレーズが少なくなったような気もしています。

そしてそれはゲーム音楽に限ったお話では無いと自身は思います。

消化から消費になってしまった音楽?

現在Youtube上で紹介系等でご活躍中の

キャベツの人【紹介系Youtuber】

色んなゲームの紹介をされており、優しいお声の持ち主なのに
面白ワード連発で更に凝った編集もされており、見ていて本当に飽きません。
最近、登録者10万人を超えたそうです。おめでとうございます!!
こちらの方のこんな動画を拝見させていただきました。

【悲報】「最近のゲームがつまらない」と言われるのは何が原因なのか


こちらの動画になります。
(ご本人様より許可を頂き紹介させていただいております。本当にありがとうございます!!)

初っ端からとんでもないワードが飛び出しますが、
ゲーム、または純粋に音楽が好きな方にも
見て頂きたい物です。

実はこの流れ、ゲームは勿論音楽に対しても置き換える事が出来る可能性があるんです。
まずは冒頭の「価値観の変化」についてです。

皆様は何時音楽と言う拳で頬を叩かれましたか??
ゲームが好き!音楽が好き!と言う方はきっと小学生や中学生の頃だと思います。

その後も好きだから当然色んな方面から良い音楽良いゲームからぶっ叩かれます。
そして、ぶっ叩かれた結果痛く無くなるんです。
言い換えれば鍛え上げらえてるとも言えますが…。

しかし、その反面「刺激」が無くなって行くのです。
キャベツの人様が仰る通り、人は更なる「刺激」を求めにいくもの。
その刺激を知っている、または類似している物には
「手を出す必要性が無い」となってしまうのです。

ざっくり簡単な例を挙げて見ましょう。
Perfume→きゃりーぱみゅぱみゅ

いや、どっちも凄いアーティストやないかい!と思われますが
Perfumeと言う、とてつもない拳を喰らった後できゃりーぱみゅぱみゅ
んー、Perfume居るからいいかな別に。ってなる人が居ると思います。
似ているから好きー!って人も勿論居ると思います。
FPSゲームで言えばタイタンフォールも好きだからAPEXも好き!みたいな?

そして、此処はゲームと音楽ちょっと違うかな、と個人的に思うのは
「進化のスピード」です。

キャベツの人様の動画に「ゲームが進化するポイントは多くない」と仰られてますが
音楽はそれよりかは早いスピードで進化し続けて行くんです。
今やDTMなんてフリーソフトで簡単に出来てしまう時代。
そしてそれをSNSで発信する事も全て「無料」で出来る事。
勿論ゲームもそれは可能ではありますが、やはり進化スピードは音楽は桁違いの時代です。
ただ、スピードが速すぎてぐっちゃぐちゃになってる…気もしないでも無いですが。
(後、当然の事ながら企業側からの金に成る木だー。わっしょいわっしょいありますけどねぇ…)

音源ポン出しました→良かったらいいね、リツイートで拡散ドーン→デビュー

この手のケースで良い例が「米津玄師」ですね。
彼は元々ニコニコ動画でボカロPとして活動し、人気を集めデビューへ至りました。
もう、この時代ではそれが珍しくも何でも無いケースです。

昔は兎に角デモテープやCDを作ってレコード会社に持ち込んだり送ったり
聴いてください!お願いします!って言う時代でした。

自身もある時レンタルCD屋でバイトをしていた時期があります。
その際に、地元でバンドやってます!良かったら聞いてください!
と、とあるバンドマンからCDを渡されました。

しかも、向こうは覚えちゃいないと思いますが
小学生時代、自身にいじめにも似た行為を行った人物でした。
帰って聞いて見た感想は
「はいはい、Greenday的な事したいのね」
一応は全部は聴きましたが感想はそれだけでした。あの時の事はまだ忘れて無いからな…

で、話を戻しまして…
その音楽の進化の速さにリスナーがついていけていない可能性があると思うのです。
音楽と言う食べ物があって咀嚼して味わって飲み込む。

そして消化した後に「あー美味しかった」って感想を言う前に
新メニューが目の前に出されて同じように食し
「あー美味しかった」となるのはいいんですが

その前に差し出された味をもう忘れてしまっているのです。
ましてや、目の前に見た事あるような料理だったら
空腹じゃない限りは「あー、その味知ってるから良いや」って
なるかもしれません。

更には上記で述べたように今は無数のSNSによって莫大な音楽が
今でも産み落とされています。

「情報が多すぎるあまり、新しい事を考える事を放棄してしまう」
キャベツの人様の動画内でのお言葉です。
「情報が多すぎるあまり、新しい音楽を探す事を放棄してしまう」
消化する前に情報過多により、ビルボードやオリコン一位辺りを適当に聴く。
そして、それが流行りで「良い音楽」なんだ、と自然に刷り込まれてしまう。
記憶に根付く事無く、既に次の物が飛び出て来る。

このアーティストが好き!だから好き!は別として
消化からただの消費へと変化しているような気がします。

探す、調べる、体感する。決してそれは無駄じゃない。

皆様は音楽を聴く際、どうされてますか?
CD屋に足を運んで買って帰って聞く…。結構少ないケースになったかと思います。
お店様によっては例えば、店頭のみ付く特典!とかで何とか店舗へと足を運んで貰うように
しておりますが、それでもやはり主流はダウンロードだと思います。
CDは部屋にかさばるし、何よりボタン一つで好きな時にダウンロード出来るし
アルバムのこの一曲だけ欲しい。なんて場合もとても便利ですよね。

この変化が新しい音を取り込むきっかけが無くなった要因の一つかもしれません。

CD屋に行くと、入り口に目の前にバーンと売れ筋のアーティストのCDが置いてあります。
当然の事ながら売れる物はすぐ手に取りやすい入口に置くのが当然です。
勿論CD屋も商売なので売れてナンボ。な訳ですから。

ダウンロードにしたって同じでこのアーティストが好きな人はこういうアーティストを
好きになる可能性があるからおススメに表示されます。
でも、それはAIが統計して算出した物。全員がそうとは限りません。

しかし、CD屋に行くと店員さんが工夫したポップで、何とかご来店いただいたお客様の
目にとめて貰おうと努力しております。
店内奥の方にひっそり、でも熱意のあるポップがついてるCDこそ
実はCD屋の店員さんが良い音楽だから売れて欲しい
、と思っている物だったりもします。

AIは統計で算出しプログラムとしておススメしますが、CD屋の店員は聴くプロが居ます。

勿論、好みの問題なので色々とありますが、例えばデラシネだった場合
「Ghost of Tushima」のBGMのように和風なアーティストいない?
って聞かれたら喜んで探しますし、何だったらおススメ残しておきます。

ゲームサントラで良いのであれば「大神」のサントラ
歌入りが良いのであれば、「’Rin」(一度解散しておりますが、現在再結成しております)
少しメタルチックでも良いのであれば「陰陽座」、「六三四(むさし)」
(メタル+和風好きにマジでおススメです)

と、少し人より音楽知ってる…方?と思ってる自分でも何個かアーティストあげれました。
これらがAIでは無く、しっかり聴いた「人」におススメされるのです。
どちらがあなたに合った音が得られそうでしょうか?

また、昨今は若い方もレコードに触れる機会がちょいちょい増えてるみたいで
「ディグる」事が多くなってきたそうですね。
(dig=掘るという意味で情報を探す的な意味合い)
しかも、最近ではタワーレコードさんが
渋谷にアナログ専門店も開店するニュースも飛び込んできましたね。

この「探す」と言う行為が「良い音楽に巡り合える可能性」をとても秘めています。

キャベツの人様の動画の内にもある通り
「自分で考える要素が無い=自分で考えられない馬鹿が増える」
つまりは
「自分で探して良い音楽に巡り合うきっかけを自分で失ってしまってる」

そうは考えられないでしょうか?
特に何度も申し上げてるように膨大な量で現在は音楽が投下されています。
そんな中、音楽が好きなのに「探す」行為を止めてはおりませんか?
ゲームが好きなのに体験もせず「炎上!スマホの〇〇ゲームはやめとけ!」的な動画を見て
体験もせずダウンロードを止めたゲームはありませんか?

それらが現状ほぼ「無料」で体感できる場所が何個もあります。
しかも、今このネット上から。
CD屋に行けば若しかしたらジャケットに惹かれて買ってしまってそれが良かった!
そんな経験が出来るかもしれません。

最後に

色々とつらつらと綴って見ましたが、SNSの急速な成長。
次世代マシーンがもたらしたゲームBGMの影響。
音楽についてと、自分でもまだまだブログ初心者なので取り留め無いなぁ、とは
承知しておりますし、知識も不足しがちなので拙い部分が有ったと思いますが

「探す」「調べる」「体験する」

これらは音楽、ゲームに限らず全てに置ける重要な要素だと思います。
デラシネ自身もYoutubeもブログも手探り状態で始め
色々と学びながらこけながら進んでおります。
特に今回はキャベツの人様の動画を紹介させていただいているので
「絶対ご迷惑にならないようにしなければ!」と間違いが無いよう
何度も見返しては消しての繰り返しになりました。

これからのゲーム、そしてゲームBGM。そして音楽。
若しかしたら予想もつかない展開を見せる可能性も十分あります。
下手したら偶然自身のブログを見つけて
「こんなヤツがブログ書けるんなら、俺の方がもっと書けるわい!」
そう思ってブログを初めて色んな知識と情報を与えてくださるかもしれません。

そんな予想もつかない状況下の中、つらつらとこれからも
自身が分かる範囲でのゲームBGMや音楽の事を発信出来ればと思っております。

最後になりましたが、キャベツの人様。今回は動画の紹介を快く承諾してくださり
本当にありがとうございました!

そんなキャベツの人様のYoutubeはこちら→キャベツの人【紹介系Youtuber】

それでは今回は以上となります。皆様気をつけていってらっしゃいませ。
次のお帰りお待ちしております。

【ゲーム実況】デラシネの屋根裏はこちら


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